楽観的に成長を目指そう!

    ☆会社で毎月行われる朝礼でのお話の内容をもとに掲載させていただいています。

    はい、皆さん、おはようございます。今日からいよいよ8月ですね。

    7月後半は雨続きで涼しい日が続きましたが これから夏本番です 体調管理をしっかりやっていきましょう

    今回は、私たちエースユナイテッドグループが大切にしている「5つのコアバリュー」の中から、  「成長を目指す(ストレッチ)」  と  「楽観性を忘れない(ワークアウト)」  という2つの価値観について、私の最近の体験を交えてお話ししたいと思います。

    実は先日、福島県の南相馬市にある「Zip Infrastructure(ジップ・インフラストラクチャー)」という会社の試験設備にお邪魔して、次世代の自走式ロープウェイ「Zippar(ジッパー)」に試乗させていただく機会がありました。

    このジッパー、簡単に言うと、道路上のデッドスペースとなっていた空中スペースに価値を見出し、渋滞のない、どこでも駅から徒歩5分圏内となるような街づくりを目指す新しい交通システムです。

    試乗しに行ったのは、こちらの代表取締役CEOである須知高匡(すち たかまさ)社長が、たまたま私の娘の同級生だったというご縁があったからです。

    彼らが挑戦していたクラウドファンディングに私も応募したところ、嬉しいことに試乗権をいただき、乗せていただくことができました。

    実際に乗ってみて、そして技術や特徴を詳しく学んで、本当に驚きました。

    このジッパーは、これまでのロープウェイやモノレールとは全く違う、次世代にふさわしい画期的な特徴をいくつも持っているんです。

    まず、非常に経済的です。既存のモノレールと比べて、  約5分の1のコスト(1kmあたり15億円)  、かつ  約1年という短い期間  で建設することができます(朝礼では「鉄道の10分の1」と言っていましたが、既存モノレール比で約5分の1という、より具体的で正確な数字が実証されているようです)。

    さらに、従来のロープウェイと違ってロープとゴンドラが独立しているため、これまで難しかった  カーブや分岐を自由自在に作れる  という驚くべき自由設計が可能です。

    運転士不足にも悩まされない  自動運転  で、時間帯や需要に応じて車両数を増減できるうえ、2本のロープを採用することで  風速30m/sの強風でも快適に、安心して走行できる  頑丈さも備えています。

    こうした素晴らしい技術が評価され、なんと  「令和8年版国土交通白書」  に掲載されたほか、大手企業からの出資や連携協定も相次いでおり、全国の地方自治体からも大きな注目を集めています。

    しかし、私が何よりも感動したのは、この素晴らしいシステムが生み出された背景にある「ストーリー」です。

    須知社長は幼い頃から乗り物と宇宙が大好きで、大学時代には、あのSFのような  「宇宙エレベーター」  の研究をされていました。

    宇宙エレベーターとは、宇宙ステーションから地球までワイヤーを引っ張り、そこを往来するという、非常に気の遠くなるほど壮大で夢のある技術です。

    須知社長はこれを本気で実現しようと、学生の時にこの会社を立ち上げたのです。

    ところが、当然ながら資金面や技術面の極めて高い壁にぶつかり、すぐに実現するのは難しいという現実に直面します。

    普通ならそこで諦めてしまうかもしれません。

    しかし、須知社長は違いました。

    「すぐに実現できないから」と諦めてしまうのではなく、  「宇宙に向かって『縦』に伸ばすのが難しいなら、その技術を地上で『横』に動かしてみよう!」  と、コンセプトを大胆に切り替えたのです。

    そうして生まれたのが、この地上の自走式ロープウェイ「Zippar」でした。

    簡単には達成できそうもない高い目標を掲げて挑戦する「ストレッチ(成長を目指す)」の精神。

    そして、壁にぶつかっても「縦がダメなら横に伸ばしてみよう」と頭を切り替え、今ある技術を応用して次の手を打つ「ワークアウト(楽観性を忘れない)」の姿勢。

    私はこの姿を目の当たりにして、これこそがコアバリューの体現だと深く感銘を受けました。

    5月のブログ「楽観性を忘れない」では、体からアプローチして力みを抜く「リラックス体操」をご紹介しました。今

    回ご紹介した楽観性は、まさに  「後悔したり落ち込んだりする時間は早めに切り上げて、打つ手は無限にあると信じて前向きに対処する」  という、心のしなやかな切り替えのことです。

    これから仕事をしていく若手社員の皆さんも、高い目標に向かって挑戦していれば、必ずうまくいかないことや、目の前に壁が立ち塞がることがあります。

    しかし、そこで「もうダメだ」と落ち込む必要はまったくありません。

    もし縦がダメなら、横に動かしてみればいいのです。

    少し立ち止まって原因を考え、別の方向からアプローチしてみれば、必ず新しい道が開けます。

    これは、以前のブログでお話しした「自分自身をリスペクト(尊重)すること」や、日々の「おねがいしますとありがとうの感謝の姿勢」にもつながっています。

    自分自身を信じ、リラックスして、楽観的に次の第一歩を踏み出してみてください。

    うまくいかない時は、私も皆さんと同じように「楽観性」を思い出し、しなやかに、楽しく次の手を考えていきたいと思っています。

    今月もお互いに楽しみながら、一歩ずつ成長していきましょう。どうぞよろしくお願いいたします。

    ☆今年の4月に ミカドオンラインでもジッパーを紹介しています

    ☆宇宙エレベーターのことが知りたい方はこちら ちょっと目が回りそうな動画が見れます