☆会社で毎月行われる朝礼でのお話の内容をもとに掲載させていただいています。
はい、皆さん、おはようございます。
毎日のお仕事、本当にお疲れ様です。
私たちは毎日会社に来て仕事をしていますが、ビジネスというのは必ず受注があって、売上が立って、お客様からいただいたお金が皆さんの給与や会社の維持費に充てられています。
では、そもそもその「注文や契約が決まる瞬間」っていつだと思いますか?
以前、私が営業のリーダー研修でお手伝いをしていた時にもこの質問をしたのですが、意外と皆さんハッとして、すぐには正解が出てこないことが多いんです。
「注文書をもらった時」や「ハンコをもらった時」という答えがよく出ますが、実はもっとシンプルなことなんですね。
例えば、皆さんがコンビニに行って、買いたいお茶をレジに出しますよね。
これこそが「買う意思がありますよ」という「お願いします」のサインなんです。
そして店員さんがピッピッとレジを打って受け付けてくれた瞬間に、お互いの合意が成立し、契約が決まります。
つまり、「お願いします」「分かりました」というやり取りの状態ですね。
では逆に、「売上(価値)が発生する瞬間」とはいつでしょうか?
私たちのミカド電装商事の仕事で言えば、「お客様が納品に対してOKを出してくれた時」です。
営業が見積もりやスペックの打ち合わせ、価格交渉をして注文をいただき、その後、製品の手配や工務の皆さんが現場で作業を行い、綺麗に納品し終わる。
そしてお客様がそれを受け取って「あぁ、いいですね。ありがとう」と言ってくれた時に、初めて私たちがこれまでやってきた仕事に価値が生まれるのです。
コンビニの例で言えば、お茶を受け取って「ありがとう」と言った瞬間に価値が生まれます。
お茶も「お願いします」や「ありがとう」も言われていない、棚に並んでいるだけの状態では、お店にとってまだ価値は生まれていないんですね。
つまり、商売の極意というのは、お客様からいただく「お願いします」と「ありがとう」の二つの言葉にかかっているんです。
営業部門は、どうやったらお客様に「お願いします」と言っていただけるかを工夫し、工務の皆さんは、納期にぴったり合わせて綺麗な後始末をし、指摘を受けることのない質の高い納品をして「ありがとう」と言っていただく。
これこそが私たちのビジネスの本質です。
ここで、これからを担う若手社員の皆さんに特にお伝えしたいことがあります。
入社して間もない頃や、新しい仕事を覚えている最中は、日々の業務に追われたり、時には失敗して落ち込んだりして、「今の自分の仕事がどう役に立っているのか」が見えにくくなることもあるかもしれません。
しかし、皆さんが今一生懸命に取り組んでいる一つひとつの作業は、決して無駄ではなく、すべてこの最終的な「ありがとう」をお客様からいただくための大切なステップなのです。
はじめから完璧である必要はありません。
先輩たちと一緒に、焦らず一歩ずつ経験を積んでいってください。
そして、このビジネスの本質を忘れないために、若手社員の皆さんをはじめ、社員全員にぜひおすすめしたい練習法があります。
それは、コンビニなどで買い物をする時、無言で品物を出して無言で帰るのではなく、商品を出す時に「お願いします」、受け取る時に「ありがとう」と口に出して伝えることです。
「自分はお金を払っているお客なんだから当然だ」という考えではなく、自分にとって価値のある商品が手に入ったことへの感謝をちゃんと口に出して伝える習慣ですね。
偉そうに言っている私自身も、これを10年ほど続けていますが、運良くここまで会社を続けてこられたのは、もしかしたらこの小さな習慣のおかげかもしれないと密かに思っています。
逆に、横柄な態度でお店の人に接していたら、だんだん自分の運も落ちていってしまいそうな気がするんですよね。
皆さんは普段、どんなふうにお買い物をされていますか?
もしよかったら、今日から少しだけ振り返ってみて、日常の「お願いします」と「ありがとう」を意識してみてください。
日々の小さな感謝の積み重ねが、若手の皆さんの成長の糧となり、仕事への向き合い方をさらに素晴らしいものにしてくれるはずです。
「えーっ 店員さんにあいさつなんて 緊張しちゃってムリムリ」
って方はぜひ前回のブログを読んでリラックスしてください
それでは今月も1ヶ月、よろしくお願いいたします。





