☆会社で毎月行われる朝礼でのお話の内容をもとに掲載させていただいています。
はい、皆さん、こんにちは。10月に入り、晴天の日がやっと出てきて気持ちのいい季節になりましたね。朝晩の寒暖差もありますので、体調には十分気をつけていきましょう。
さて、今月は、私たちエースユナイテッドグループの理念やミッション・ビジョンを支えている「行動規範」についてお話ししたいと思います。
私たちの行動規範には、「お客様に支持される品質の追求」という言葉があります。実はこの言葉、2005年に掲げられたもので、最初からあったわけではありません。
この言葉が生まれる前年の秋、私はある研修で「自社の特徴や強みをしっかり伸ばすことが大切だ。そのためには自分たちで考えるのではなく、お客様に直接聞いた方がいい」というアドバイスを受けました。そこで私は、石巻や仙台市内にある大手の商社さんや電気工事屋さんなど、お客様の営業所長さんのもとへ直接お話を聞きに行ったのです。
真っ先にお邪魔した石巻のお店で、私が「他社さんもいる中で、なぜうちを使ってくださっているのですか?」と尋ねたところ、所長さんから返ってきた第一声は、「ミカドさんは高いね」という一言でした。
私は思わず「しまった、ヤブヘビだったかな…値下げ交渉をされるのかな」と身構えてしまいました。しかし、次に所長さんがおっしゃった言葉に、私は救われ、ハッとさせられたのです。
「ミカドさんは高いけれど、一度頼んだらその後は何の指示もいらない。作業品質も良くて手戻りもない。だから結局のところ、手間いらずで一番安いのがオタクなんだよ」
仙台市内の残り2社のお客様にお聞きしても、まったく同じお答えでした。 そこで私は初めて気がついたのです。「私たちがお客様に支持されているのは、この『品質』なのだ」と。
当時は「品質」というと、納品する蓄電池設備などのハード面に目が向きがちでした。しかし、施工の技術はもちろん、丁寧な接客、総務の正確な請求や入金管理に至るまで、すべての「ソフト面での品質」を磨き上げていくことこそが私たちの真の強みなのだと分かり、社員の皆さんと一緒に磨きをかけてきました。その積み重ねが、今の安定した業績に繋がっています。
さて、ここで先月のブログ(「成長を目指す」)でお話しした「ストレッチ(成長を目指す)」というテーマと繋がってきます。
皆さんも仕事や人生の中で、「自分のどこを伸ばしていけばいいのだろう」と考えることがあると思います。もちろん、誰かに迷惑をかけてしまうような致命的な短所は直す必要がありますが、私は基本的に「自分の長所を伸ばす(ストレッチする)」ことこそが大切だと考えています。
そして、ここが一番のポイントなのですが、会社の強みと同じで、自分の長所というのも自分自身ではなかなか気づけないものなのです。自分を客観的に見るのは本当に難しいことだからです。
ですから、若手社員の皆さんも、ぜひ一度、ご家族やパートナー、ご友人、あるいは職場の仲間にこう聞いてみてください。 「どうして僕(私)と一緒にいてくれるの?」「自分の良いところってどこだと思う?」と。
最初は少し恥ずかしいかもしれませんし、自分が思っていたのは違う意外な答えが返ってくるかもしれません。しかし、それこそが周りから見た「客観的な」あなたの本当の「長所」であり、伸ばすべき強みなのです。
5月にお話しした「楽観性(リラックス)」を持って心を開き、6月のブログでお話しした「自分や身近な人へのリスペクト」をベースにしながら、周りの人が教えてくれた自分の長所を素直に受け止めて、一生懸命磨いていく。これこそが、自分自身を大きく成長させる一番のストレッチになります。
自分一人で抱え込まず、周りの声に耳を傾けながら、自慢の長所をどんどん伸ばしていきましょう。私自身も、自分の長所をもっとストレッチできるよう、皆さんと一緒に努力していきたいと思います。
今月もよろしくお願いいたします。






